「僕はアメリカを愛していない。
この国が建っているその下の盗まれた大地を愛している」-Levi Pata
2021年夏に出版され、静かな反響を呼んでいる書籍「はじまりの木」。
著者は現代を生きるアメリカ先住民であり東京をベースに活動するアーティスト、リーバイ・パタ。
先人から受け継いだ、地球上の全生命への敬意とエナジーが生み出す、創造の作品展。
「世界が燃え尽きてしまわないために、子供たちに彼の言葉を聞かせたい。
ノムラカ族の末裔リーバイからの手紙は、とてつもなく謙虚で鋭い。
不完全な私たちを癒す方法を静かに祈るように語りかけてくれる。
愛の泉が乾くことはないことを思い出させてくれる」-UA
山口で生まれた絆で紡ぐ企画展 第1回。
Genesis Place/はじまりの木
LEVI PATA SOLO EXHIBITION
2022.4.1(fri)-8(fri)
GALLERY roarguns DAIKANYAMA
平日15:00-20:00
週末13:00-19:00
OPENING PARTY
2022.4.1(fri) 18:00-20:00
paintings
postcards
book
profile
リーバイ・パタ
Levi Pata
1985年ホリスター(カリフォルニア)生まれ。2009年から2年間東京で活動、その後サンフランシスコへ戻る。2016年、京都へ移住。現在東京を拠点に制作活動をおこなっている。個展に、2011年「鳴り響く銃声とギリシャの音楽」(FOIL GALLERY、東京)、2018年「black cherry」(AL、東京)、2019年「TO: TODAY」(haku、京都)、2020年「RAW HEART」(BAF studio、東京)、2021年「where do we come from, where are we going」(IMA:ZINE、大阪)など。2019年1月パリコレで発表されたTAKAHIROMIYASHITA TheSoloistの2019FWコレクション「1ONE MY WAY」のデザインに自身の作品が使用された。本に、作品集「小さい部屋から」、ポストカードブック「ANOTHER SUNSET」、(HeHe出版)、「Genesis Place/はじまりの木:現代のカリフォルニア・インディアンの話」(青土社出版)。
from Levi
東京での個展は久しぶりなので、とても楽しみです。昨年、本を出版して以来、様々なアートイベントや服のデザイン、コミッションワークを行ってきましたが、ようやく個展の日程が決まり、もう一度、純粋に絵を描くことに集中できそうです。意識するしないに関わらず、物事は無限に循環していくものです。生まれて初めての記憶からずっと続けていることに集中することで、その意識が高まっていくのです。私の絵は、新しいと同時に古いものです。公開する前に一人で準備するこの静かな時間が、私はいつも好きです。
It’s been awhile since I had a solo show in Tokyo, so am very much looking forward to this. I’ve been doing various art events, designing clothing, and doing commission work in the time since publishing my book last year, but finally setting a show date allows me to better focus on the purity of painting once again. Things all come full circle on infinite levels, whether we are aware of it or not. Focusing on something I’ve been doing since my very first memories of life helps grow this awareness. My paintings are simultaneously new and ancient. I always like this quiet time alone preparing them before releasing to the public🌑